「八重の桜」綾瀬はるか

女優：綾瀬はるかさんがＮＨＫ大河ドラマで演じる｢八重｣とは現在の福島県にあたる会津藩士の家に生まれ、戊辰戦争ではなんと女性で銃を手に勇敢にも戦った実在の女性である、新島八重を描いた作品である。
当時時代の変化にも臆することなく、激動の幕末を女性ながら勇ましく、またしなやかに生き抜いた八重を演じる。
綾瀬さんは初挑戦となる大作に「全身全霊で演じていきたい」と気合十分である。
当初は別の作品が計画されていたが、東日本大震災を受け、復興を支援するドラマに変更となった経緯がある。
そんな背景をもとに「会津の人は戦争に負けて、何もない状態から前向きに生きていた。
その姿勢が視聴者の皆さんの勇気になれば」と主演の綾瀬はいう。
福島を元気づけたいとの意図からあえて福島が舞台の作品を大河に選び、出演者やスタッフにも想い入れは強いという。
綾瀬さんも自身で熱心に会津の歴史を実際学び、会津弁も奮闘中とのこと。
「最初は薩長（側）から見た幕末しか知らなかった。見方を変えれば、見る角度で人物のイメージもすごく変わるんだなって思いました」。
敗者側から見る幕末史はこれまで表立ってあまり語られてこなかったもの。
維新の物語としても注目の作品となるだろう。

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